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広島ガスの電気は安い?口コミからメリット・デメリットを解説

広島ガスの電気は本当に安い?中国電力と1円単位で比較。従量電灯Aより年2,200〜2,400円安い(2026年9月版)

広島ガスの電気(エコプランM)は、中国電力の従量電灯Aより月184〜204円、年2,200〜2,400円安くなります。

ただし広島でいちばん安いわけではありません。

9月更新
国の電気・ガス料金支援(9月検針分 4.5円/kWh)を反映した2026年9月分の単価で、広島で契約できる電力会社を計算し直しました。
あわせて、広島ガスの電気に「このまち電気」というもう1つのメニューがあることと、メガ・エッグを使っている人の注意点を追加しています。

広島ガスの電気を調べていると「中国電力より安くなる」という説明をよく見かけます。

ただ、中国電力のどのプランと比べているのかが書かれていないことがほとんどです。

LiPro運営事務局

この記事では、広島ガスの電気を中国電力の「従量電灯A」と「スマートコース」の両方と1円単位で比べ直して、実際にいくら得なのかをはっきりさせます。
あわせて、広島で契約できる電力会社6社を、下がる金額と申し込める条件の順に紹介します。

金額はすべて、燃料費調整額まで入れた実際に支払う金額で計算しています。

中国電力エリアは単価の安さと支払い額の安さが一致しないため、単価表だけを並べた比較は当てになりません。

広島で電力会社を選ぶときは、次の3つを押さえてください

  • 中国電力は燃料費調整額が毎月大きなマイナスです(2026年9月分は1kWhあたり12.93円の引き下げ)
  • だから単価が安い新電力がそのまま安いとはかぎりません(単価だけ見ると逆に見える会社があります)
  • 広島ガスの電気は2種類あります(ガス契約が必要なエコプランM/L と、ガスがなくても申し込める「このまち電気」)

3つの見方は単価が安く見えるのに支払いが高くなる理由広島ガスの電気とはでくわしく解説しています。

広島で契約できる主要6社を、月300kWhの実際の支払い額で比べました

電力会社中国電力
従量電灯Aとの
年間差
こんな人におすすめ
1位
TERASELでんき
-4,476円
(月400kWhなら
-8,532円)
使用量にかかわらず
いちばん下げたい人
2位
オクトパスエナジー
-1,740円
(月400kWhなら
-6,996円
電気をたくさん使う家
毎月の金額を
ぶれさせたくない人
3位
広島ガスの電気
エコプランM
-2,304円広島ガスのガスを
使っている人
4位
中国電力
スマートコース
-2,016円会社を変えずに
手続きだけで下げたい人
5位
ドコモでんき
Basic
±0円
+dポイント
年約2,400pt
ドコモのスマホと
dカードを使っている人
6位
auでんき
中国電力と
同じ単価
+Pontaポイント
auやUQ mobileを
使っている人
番外
Looopでんき
リボンエナジー
このまち電気
市場価格で
変動あり
電気を使う時間帯を
自分で動かせる人
※2026年9月時点/すべて税込/中国電力エリア・月300kWhで計算/最低料金・電力量料金・燃料費等調整額を合計した金額で比べています(再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでいません)/会社名を押すとくわしい解説に飛べます

【結論】目的別のおすすめをまとめました

下げ幅がいちばん大きいのはTERASELでんき(年-4,476円)で、月350kWhを超える家ならオクトパスエナジーのシンプルオクトパスが伸びます。広島ガスのガスを使っているなら広島ガスの電気 エコプランM(年-2,304円)が手軽で、会社を変えたくないなら中国電力のスマートコース(年-2,016円)に切り替えるだけでも下がります。ドコモやauのスマホを使っているならドコモでんき・auでんきのポイント還元が目安になります。

6社のなかで下げ幅がいちばん大きいのはTERASELでんきで、燃料費調整額の計算式が中国電力とまったく同じまま、単価だけが安いのが理由です。

つまり、中国電力の大きなマイナスの燃調をそのまま受け取りながら、単価の安さぶんだけ得をする形になります。

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広島県以外の中国地方で契約できる会社を探している人は、中国地方で電気代が安い電力会社を比較した記事もあわせて読んでみてください。

目次

広島ガスの電気とは?2つのプランと申し込み条件

広島ガスの電気は、広島ガス株式会社が売っている家庭向けの電気です。

ガスと電気をまとめて1つの会社から買える点が特徴で、支払いも問い合わせ先も1本にまとまります。

広島ガスの電気は2種類。エコプランM/Lはガス契約が必要、このまち電気はガス契約がなくても申し込める

広島ガスの電気は2種類あります

広島ガスが売っている電気には、エコプランM/Lこのまち電気の2種類があります。

どちらも小売電気事業者は広島ガス株式会社ですが、料金の決まり方も申し込み条件もまったく違います。

エコプランM/Lこのまち電気
料金の決まり方決まった単価
(中国電力の
従量電灯Aと同じ形)
市場価格に連動
(日本卸電力取引所の
30分ごとの価格)
ガス契約必要なくてもよい
エリア中国電力エリア東北・関東・中部
北陸・中国・四国
契約期間制限なし
解約金0円0円
会員サイトマイ広島ガスこのまち電気
マイページ
※2026年8月時点/出典:広島ガスの電気このまち電気 よくあるご質問

検索して出てくる「広島ガスの電気」の解説記事は、そのほとんどがエコプランM/Lだけを扱っています。

ガスを使っていないから申し込めないとあきらめていた人は、このまち電気なら申し込めます

ただし、このまち電気は電気代が市場価格で毎月変わるしくみなので、番外編で別に説明します。

エコプランM・エコプランLの料金

エコプランには、使用量が少なめの家庭向けのMと、たくさん使う家庭向けのLがあります。

エコプランMエコプランL
対象月400kWh以下月400kWh超
最低料金
(最初の15kWh)
622.91円最低月額
1,844.70円
15〜120kWh32.09円38.17円
(一律)
120〜300kWh39.51円
300kWh超41.63円
燃料費等調整額
(2026年9月分)
最初の15kWhまで -194.01円
15kWh超は1kWhあたり -12.93円
(中国電力とまったく同じ)
解約金0円
※2026年9月時点/すべて税込/出典:広島ガスの電気 料金2026年9月分 燃料費等調整額

ここでいちばん大事なのは、燃料費等調整額が中国電力とまったく同じという点です。

2026年9月分は中国電力も広島ガスも、最初の15kWhまで194.01円、それを超える1kWhごとに12.93円が引かれます。

つまり広島ガスと中国電力の差は、最低料金と電力量料金の単価の差だけです。

後の章で1円単位まで計算しますが、この時点で「大きく変わるものではない」ことが読み取れます。

申し込めるのは広島ガスのガスを使っている人だけ

エコプランM/Lには、はっきりした申し込み条件があります。

エコプランM/Lの申し込み条件

  • 広島ガスの都市ガス、または指定グループ8社のプロパンガスを使っていること
    (広島ガスプロパン/広島ガス北部販売/西中国広島ガス/広島ガス東部/広島ガス可部販売/広島ガス中央/広島ガス三原販売/東中国広島ガス)
  • 電灯・小型機器で、最大需要容量が6kVA未満であること
  • ガスを使っている場所の電気であること(別の住所の電気は申し込めません)
  • 同じ住所で電気の契約が複数ある場合は、そのうち1つだけ
  • 建物全体で一括受電している集合住宅は申し込めない場合があります

プロパンガスの場合は、契約先が上の8社に入っているかどうかで変わります。

ガスの検針票に書かれている会社名を確かめてください。

ガスを契約していない人でも、同じ広島ガスのこのまち電気なら申し込めます。

広島ガスの電気は本当に安い?中国電力と1円単位で比べました

広島ガスの電気は、中国電力の従量電灯Aより年2,200〜2,400円安く、スマートコースより年288円安くなります。

広島ガスの電気が「中国電力より安い」と言うとき、比べる相手が2つあります。

1つは昔からある従量電灯A、もう1つは中国電力自身が用意しているスマートコースです。

どちらと比べるかで、話がまるで変わります。

従量電灯Aと比べると年2,200〜2,400円安い

中国電力の従量電灯Aを使っている人がエコプランMに変えると、次のように下がります。

月の使用量中国電力
従量電灯A
広島ガス
エコプランM
150kWh
(一人暮らし)
3,442円3,238円月204円
年2,448円
200kWh4,767円4,567円月200円
年2,400円
250kWh6,092円5,896円月196円
年2,352円
300kWh
(二人暮らし)
7,417円7,225円月192円
年2,304円
400kWh
(四人家族)
10,279円10,095円月184円
年2,208円
※2026年9月分の単価で計算/すべて税込/最低料金・電力量料金・燃料費等調整額の合計(再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません)

年間で2,200〜2,400円ほど、月にすると約200円下がります。

使用量が増えても下げ幅がほとんど変わらないのは、差が出ているのが最低料金の部分だからです。

従量電灯Aの最低料金は759.68円、エコプランMは622.91円で、この136.77円の差が毎月そのまま効いています。

電力量料金の単価はほとんど同じなので、たくさん使っても下げ幅は伸びません。

スマートコースと比べると年290円しか変わりません

ところが比べる相手を中国電力のスマートコースに変えると、結果がまるで違います。

月の使用量中国電力
スマートコース
広島ガス
エコプランM
150kWh3,274円3,238円月36円
年432円
250kWh5,924円5,896円月28円
年336円
300kWh7,249円7,225円月24円
年288円
400kWh10,111円10,095円月16円
年192円
※2026年9月分の単価で計算/すべて税込/最低料金・電力量料金・燃料費等調整額の合計

月300kWhで差は24円、1年で288円です。

ペットボトル1本ぶんの差しかありません。

スマートコースは中国電力が自社で用意しているプランで、従量電灯Aから電話やネットで変えられます。

つまり広島ガスの電気に乗り換えて得られる金額の大部分は、中国電力の中でプランを変えるだけでも手に入ります

それでも広島ガスの電気を選ぶ理由はあります

金額の差は小さくても、ガスと電気の請求と問い合わせ先が1つにまとまります。停電やガス漏れのときに連絡する先が1か所で済むのは、地元の会社ならではの安心感です。解約金も0円なので、合わなければ戻せます。年288円でも下がることに変わりはなく、いま使っているガスの検針票と電気の検針票があれば申し込めます。

燃料費調整は中国電力とまったく同じです

広島ガスの電気を検討するときに気になるのが、燃料費等調整額の扱いです。

新電力のなかには、燃料費調整のかわりに別のしくみを使っていて、結果的に高くなる会社があります。

広島ガスは公式の案内で、2026年9月分の燃料費等調整額を最初の15kWhまで194.01円、15kWhを超える1kWhにつき12.93円の引き下げと公表しています。

これは中国電力が公表している同じ月の金額と1銭まで同じです。

燃料の値段が上がっても下がっても、広島ガスと中国電力は同じだけ動きます。

後から差が開いたり縮んだりする心配がないという意味で、比較の見通しが立てやすいプランです。

※出典:広島ガス「2026年9月分の燃料費等調整額」中国電力「燃料費等調整制度」

広島で電気が安い電力会社ランキング【2026年9月】

広島県で契約できる電力会社を、中国電力の従量電灯Aより年間いくら下がるかと、誰でも申し込めるかどうかで並べました。

比較の基準は、中国電力の従量電灯Aで月300kWhを使った場合の7,417円(税込)です。

広島で電気が安い電力会社ランキング。1位のTERASELでんきは中国電力の従量電灯Aより年4,476円安い

中国電力エリアには契約アンペアの区分がなく、最低料金と使用量だけで金額が決まります。

そのため、この記事では月の使用量だけで比べています。

広島ガスの電気は月300kWhではオクトパスエナジーより安くなりますが、広島ガスのガス契約がある人しか申し込めないため3位にしています。

電力会社月額
(300kWh)
従量電灯A
との年間差
付加価値解約金
1位
TERASELでんき
7,044円-4,476円燃調が中国電力と
同じ計算式
楽天ポイント
約款に定めなし
2位
オクトパスエナジー
シンプルオクトパス
7,272円-1,740円
(400kWhなら
-6,996円
基本料金0円
燃料費調整なし
28.74円の一律単価
定義書に定めなし
3位
広島ガスの電気
エコプランM
7,225円-2,304円ガスと請求が
1つにまとまる
0円
4位
中国電力
スマートコース
7,249円-2,016円会社を変えずに
手続きだけで済む
公表資料に記載なし
5位
ドコモでんき
Basic
7,417円±0円dポイント
1%〜最大2%
公表資料に記載なし
6位
auでんき
中国電力と
同じ単価
Pontaポイント
UQ自宅セット割
特典利用時は
条件あり
番外
Looopでんき
市場価格で
変動あり
30分ごとの
市場価格に連動
上限単価の設定あり
なし
番外
リボンエナジー
市場価格で
変動あり
固定22.00円
+市場価格
公表資料に記載なし
番外
このまち電気
市場価格で
変動あり
広島ガスが提供
ガス契約不要
0円
※2026年9月時点/すべて税込/中国電力エリア・月300kWhで計算/最低料金・電力量料金・燃料費等調整額の合計(再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません)

なぜ燃料費調整額まで入れて比べているのか

中国電力エリアでは、燃料費調整額が1kWhあたり12.93円のマイナスという大きな金額になっています(2026年9月分)。月300kWhなら3,879円が引かれる計算です。この金額を計算に入れないと、単価だけが安い会社が上位に来てしまい、実際の請求書とかけ離れた順位になります。そのため、この記事では最低料金・電力量料金・燃料費等調整額をすべて足した金額で順位を付けました。市場価格に連動する3社は月額を先に決められないため、順位を付けずに別枠にしています。くわしいしくみはこちら

1位:TERASELでんき

引用元|TERASELでんき

TERASELでんきの基本情報
運営会社株式会社エネクスライフサービス
(伊藤忠エネクスグループ)
プラン名TERASEL中国A(使用量が少なめの人)
超TERASEL中国A(使用量が多い人)
最低料金
(最初の15kWh)
TERASEL中国A:742.84円
超TERASEL中国A:759.68円
電力量料金TERASEL中国A
15〜120kWh:31.71円
120〜300kWh:38.06円
300kWh超:40.07円

超TERASEL中国A
15〜120kWh:32.75円
120〜300kWh:38.23円
300kWh超:36.60円
燃料費等調整額中国電力とまったく同じ
(2026年9月分 -194.01円/-12.93円)
月300kWhの目安7,044円
(TERASEL中国A)
月400kWhの目安9,568円
(超TERASEL中国A)
メリット・燃料費調整のもとになる平均燃料価格が中国電力と同じ
・使用量に合わせて2つのプランから選べる
・楽天ポイントか選べる特典がもらえる
・約款に解約金の定めがない
デメリット・プランを間違えると下げ幅が小さくなる
・公式サイトの単価表の日付が古いまま
おすすめな人・使用量にかかわらずいちばん下げたい人
・楽天ポイントを貯めている人
※2026年9月時点/すべて税込/TERASELでんきは離島ユニバーサルサービス調整単価を公表していないため、この記事の金額は中国電力と同じ合計(-194.01円/-12.93円)で計算しています/出典:TERASELでんき 料金メニュー約款(2025年11月1日実施)燃料費調整単価のお知らせ

TERASELでんきは、広島でいちばん確実に電気代を下げられる会社です。

強みは、燃料費調整のもとになる平均燃料価格が中国電力と同じことにあります。

中国電力の大きなマイナスの燃調をそのまま受け取りながら、単価の安さぶんだけ支払いが減る形です。

月300kWhの家なら年4,476円、月400kWhの家なら年8,532円下がります。

プランは2つあり、月350kWh未満ならTERASEL中国A、月350kWh以上なら超TERASEL中国Aを選びます。

月の使用量選ぶプラン従量電灯Aとの年間差
150kWhTERASEL中国A-2,004円
250kWhTERASEL中国A-3,648円
300kWhTERASEL中国A-4,476円
350kWh超TERASEL中国A-5,568円
400kWh超TERASEL中国A-8,532円
500kWh超TERASEL中国A-14,472円
※2026年9月分の単価で計算/すべて税込

超TERASEL中国Aは300kWhを超えた部分の単価が36.60円と、中国電力の41.55円より4.95円安く設定されています。

電気をたくさん使う家ほど差が開くしくみです。

注意点は、プランを取り違えると下げ幅が小さくなることです。

申し込む前に検針票で月の使用量を確かめ、月350kWhを境にどちらかを選んでください。

運営は伊藤忠エネクスグループのエネクスライフサービスで、約款に解約金の定めはありません。会社そのものをくわしく知りたい人はTERASELでんきの解説記事もあわせて読んでみてください。

使用量に合ったプランを選べば、広島ではこの会社がいちばん下がります

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2位:オクトパスエナジー(シンプルオクトパス)

オクトパスエナジーの基本情報
提供エリア沖縄・一部離島を除く全国
(広島県は対象)
プラン名シンプルオクトパス 2026-04
(中国電力エリア)
基本料金0円
電力量料金28.74円/kWh(一律)
燃料費調整額なし
月300kWhの目安7,272円
月400kWhの目安9,696円
国の支援電気料金の総額から
1kWhあたり4.50円を割引
(2026年9月検針分)
メリット・基本料金が0円
・単価が一律で計算がわかりやすい
・燃料費調整がないので毎月ぶれない
・電気をたくさん使う家ほど差が開く
デメリット・月230kWh以下だと中国電力より高い
・燃料の値段が下がっても恩恵を受けられない
・適用期間は1年。終了後はグリーンオクトパス2026-04(燃料費調整あり)に自動で切り替わる
おすすめな人・月350kWh以上使う家庭
・毎月の電気代をぶれさせたくない人
※2026年9月時点/すべて税込/出典:オクトパスエナジー 約款一覧

シンプルオクトパスは、電気をたくさん使う家ほど強いプランです。

基本料金が0円で、使った電気はすべて1kWhあたり28.74円という一律の単価です。

中国電力は300kWhを超えると41.55円になるため、使えば使うほど差が開きます

月の使用量従量電灯Aシンプル
オクトパス
150kWh3,442円3,636円年2,328円
高い
250kWh6,092円6,060円年384円安い
350kWh8,848円8,484円年4,368円安い
400kWh10,279円9,696円年6,996円安い
500kWh13,141円12,120円年12,252円安い
※2026年9月分の単価で計算/すべて税込

もう1つの強みが、燃料費調整額がないことです。

燃料の値段がどう動いても、電気代は使った量だけで決まります。

毎月の金額が読めるので、家計の予定を立てやすいプランです。

ただし、燃料の値段が下がっているいまは、その恩恵を受けられないという裏返しでもあります。

月230kWh以下の家庭では、中国電力のままのほうが安くなります。

もう1つ、申し込む前に知っておきたいことがあります。

シンプルオクトパス2026-04の適用期間は1年で、終わった翌日からはグリーンオクトパス2026-04が適用されると定義書に書かれています。

グリーンオクトパスには燃料費調整額があるため、2年目からの金額は燃料の値段で変わります。

それでも月350kWhを超える家なら年4,000円以上、500kWh使う家なら年12,000円以上下がります

\従量料金の安さとエコな電気が魅力

3位:広島ガスの電気(エコプランM)

広島ガスの電気の公式サイト
画像引用元:広島ガスの電気
広島ガスの電気(エコプランM)の基本情報
小売電気事業者広島ガス株式会社
提供エリア中国電力エリア
申し込み条件広島ガスの都市ガス、または
指定グループ8社のプロパンガスを
使っていること
最低料金
(最初の15kWh)
622.91円
電力量料金15〜120kWh:32.09円
120〜300kWh:39.51円
300kWh超:41.63円
燃料費等調整額中国電力とまったく同じ
(2026年9月分 -194.01円/-12.93円)
月300kWhの目安7,225円
初期費用0円
解約金0円
支払い方法口座振替
クレジットカード
メリット・ガスと電気の請求が1つにまとまる
・燃料費調整が中国電力と同じで読みやすい
・解約金が0円
・地元の会社に直接相談できる
デメリット・広島ガスのガス契約がないと申し込めない
・中国電力のスマートコースとの差は年288円
・月400kWhを超えるとエコプランLに切り替えが必要
おすすめな人・広島ガスのガスを使っている人
・請求と問い合わせ先をまとめたい人
※2026年9月時点/すべて税込/出典:広島ガスの電気 料金

広島ガスの電気は、すでに広島ガスのガスを使っている人にとって、いちばん手間の少ない選択肢です。

中国電力の従量電灯Aから変えると、月300kWhで年2,304円下がります。

金額そのものは1位・2位に届きませんが、月150kWhの一人暮らしにかぎっては、広島ガスがいちばん安くなります

最低料金が622.91円と、この記事で比べたどの会社よりも低いためです。

逆に、注意しておきたい点が2つあります。

1つは、中国電力のスマートコースとの差が年288円しかないことです。

もう1つは、月400kWhを超えるとエコプランLへの切り替えが必要になることです。

エコプランLは一律38.17円の単価で、月500kWhなら従量電灯Aより年6,252円下がります。

ガスと電気の請求書が1枚にまとまり、困ったときの連絡先も1つで済みます。解約金は0円なので、合わなければ戻せます。

4位:中国電力 スマートコース

中国電力 スマートコースの基本情報
プランの種類自由料金(ぐっとずっと。プラン)
最低料金
(最初の15kWh)
669.92円
電力量料金15〜120kWh:32.01円
120〜300kWh:39.43円
300kWh超:41.55円
燃料費等調整額2026年9月分 -194.01円/-12.93円
上限の設定なし
月300kWhの目安7,249円
従量電灯Aとの差月168円・年2,016円
(使用量にかかわらず一定)
手続き中国電力の中でのプラン変更
(会社は変わらない)
メリット・会社を変えずに毎月168円下がる
・支払い方法も検針票もそのまま
・ぐっとずっと。クラブの特典が使える
デメリット・燃料費調整に上限がない
・下げ幅は年2,016円で頭打ち
おすすめな人・電力会社を変えたくない人
・メガ・エッグを使っている人
※2026年9月時点/すべて税込/出典:中国電力 料金メニュー

会社を変えたくない人でも、中国電力の中でプランを変えるだけで年2,016円下がります。

従量電灯Aは古くからある規制料金で、いまも多くの家庭が入ったままになっています。

スマートコースは中国電力が用意している自由料金のプランで、最低料金が89.76円安く設定されています

電力量料金の単価もわずかに安いため、使用量に関係なく毎月168円下がります。

会社が変わらないので、検針票も支払い方法もそのままです。

注意点は、スマートコースには燃料費調整の上限がないことです。

従量電灯Aは規制料金なので上限がありますが、スマートコースは燃料の値段が大きく上がったときにそのまま反映されます。

とはいえ2026年9月時点の燃料価格は基準の半分ほどで、上限に当たる水準からは遠い状態です。

電話1本、またはネットの手続きだけで年2,016円下がるので、乗り換えに踏み切れない人が最初にやるとよい方法です。次のメガ・エッグを使っている人には、さらに大きな意味を持ちます。

5位:ドコモでんき Basic

引用元|ドコモでんき
ドコモでんきの基本情報(中国エリア)
プラン名ドコモでんき Basic
ドコモでんき Green
最低料金・電力量料金中国電力の従量電灯Aと同じ
759.68円/32.75円/39.43円/41.55円
燃料費等調整額中国電力とまったく同じ
(2026年9月分 -194.01円/-12.93円)
月300kWhの目安7,417円
(従量電灯Aと同額)
Basicのポイント還元dカード払いで
100円(税抜)につき
1%〜最大2%
Greenのポイント還元中国エリアは4%〜最大12%
ただし月額+500円
ポイントの対象税抜の最低料金+電力量料金
(燃料費調整と再エネ賦課金は対象外)
メリット・料金は中国電力と同じでポイントだけ増える
・dポイントがそのまま貯まる
デメリット・電気代そのものは1円も下がらない
・ガスとのセットで+2%は中国エリアでは使えない
おすすめな人・ドコモのスマホとdカードを使っている人
・電気代を下げるより手間を増やしたくない人
※2026年9月時点/すべて税込(ポイント対象は税抜)/出典:ドコモでんき 料金燃料費調整額

ドコモでんきBasicは、中国電力とまったく同じ料金でdポイントだけが増える契約です。

最低料金も電力量料金も燃料費調整額も、中国電力の従量電灯Aと1銭まで同じです。

つまり電気代そのものは1円も変わりません

そのかわり、dカードで支払うと100円(税抜)につき1%〜最大2%のdポイントが貯まります。

月300kWhならポイントの対象は税抜10,269円なので、2%なら月204ポイント、年間で約2,400ポイントです。

上位のドコモでんきGreenは中国エリアで4%〜最大12%の還元になりますが、月額が500円上がります。

年6,000円のコストに対して4%の還元は年約4,900ポイントなので、中国エリアで4%どまりなら元が取れません

また、ガスとセットで+2%という特典は、中国エリアにドコモガスがないため使えません。

それでもBasicなら追加の費用は一切なく、いまと同じ電気代のままで年約2,400ポイントが増えます。ドコモのスマホとdカードを使っている人には、手間ゼロで得になる契約です。

電気代ごとにdポイントがたまる!

6位:auでんき

(画像引用元:auでんきより)

auでんきの基本情報(中国エリア)
プラン名でんきM(中国)
小売電気事業者中国電力
最低料金・電力量料金中国電力の従量電灯Aと同じ
(税込759.67円ほか)
燃料費等調整額2026年9月ご使用分
-179.02円/-11.94円
ポイント還元Pontaポイント
(電気代に応じて還元)
セット割UQ mobileの自宅セット割
(スマホ代が下がります)
メリット・中国電力と同じ単価のまま
・Pontaポイントが貯まる
・UQ mobileのスマホ代が下がる
デメリット・電気代そのものは下がらない
・特典を使った場合は解約の条件がつく
おすすめな人・auやUQ mobileを使っている人
・Pontaポイントを貯めている人
※2026年9月時点/すべて税込/出典:auでんき 料金プラン燃料費調整額

auでんきは、電気を売っている会社そのものが中国電力です。

単価も中国電力の従量電灯Aと同じなので、電気代は基本的に変わりません。

変わるのは、Pontaポイントが貯まることと、UQ mobileの自宅セット割が使えるようになることです。

燃料費等調整額はauでんきが「9月ご使用分」として公表していて、中国電力の「9月分」とは数字が少し違います。

これは反映する月の数え方が違うためで、料金のしくみそのものは同じです。

注意点は、キャンペーンの特典を受け取った場合に解約の条件がつくことです。

UQ mobileを使っている家庭なら、自宅セット割でスマホ代のほうが毎月下がります。電気代を変えずにスマホ代を下げたい人に向いています。

\ Pontaポイントが貯まる! /

番外:電気代が市場価格で変わる3社(Looopでんき・リボンエナジー・このまち電気)

広島で契約できる会社のうち3社は、電気代が30分ごとの市場価格で変わるしくみです。

月額を先に決められないため、順位を付けずに別枠で紹介します。

Looopでんきリボンエナジーこのまち電気
プラン名スマートタイムONE
(電灯)
リボングリーンこのまち電気
(低圧電灯)
運営株式会社Looopリボンエナジー
株式会社
広島ガス
株式会社
単価の決まり方30分ごとの
市場価格に連動
固定22.00円
+30分ごとの
市場価格
託送料金
+30分ごとの
市場価格
上限単価設定あり記載なし記載なし
ガス契約不要不要不要
解約金なし公表資料に記載なし0円
※2026年8月時点/すべて税込/出典:Looopでんき 料金プランリボンエナジー 電気料金メニュー定義書このまち電気 選べる料金プラン

市場連動型は、春と秋のように電気が余っている時期は安く、夏と冬のように電気が足りない時期は高くなります

Looopでんきの公式サイトにも「市場が高騰した際(主に夏冬)は、従来の固定単価のプランよりも高くなるリスクもございます」と書かれています。

洗濯や食器洗いの時間を安い時間帯に動かせる人なら下げられますが、そうでない人には向きません

この記事では、年いくら安くなるという計算はしていません。

市場価格は毎日変わるため、先に金額を決められないからです。

広島ガスの「このまち電気」はガス契約がなくても申し込めます

このまち電気は、広島ガス株式会社が小売電気事業者として提供している市場連動型のメニューです。公式のよくあるご質問に「ガス契約の有無に関わらず、このまち電気はお申し込みいただけます」と明記されています。契約期間の制限も解約金もなく、切り替えの工事も費用もかかりません。エコプランM/Lから変更することもできます(変更手続きは電話のみ)。広島ガスのガスを使っていないけれど地元の会社を選びたい人には、これが答えになります。

このまち電気には、支払い額を平らにする「バランス3」「バランス6」という方法も用意されています。

毎月の電気料金を3回または6回に分けて払うしくみで、夏と冬の跳ね上がりをならせます。

ただし解約時の負担を軽くするために「調整金」を契約のはじめに預ける必要があり、Sプランのバランス3で3,000円、バランス6で7,500円が目安です。

市場価格の上下を自分で受け止められる人にとっては、基本料金の考え方がない分だけ有利に働くことがあります。Looopでんきとこのまち電気は解約金が0円なので、合わなければいつでも戻せます。

解約手数料0円!契約期間の縛りなし!

メガ・エッグを使っている人は、乗り換える前に確かめてください

広島で電力会社を選ぶときに、見落とされがちな割引があります。

中国電力グループの光回線メガ・エッグを使っている家庭は、電気を乗り換えるとネット代が月550円上がることがあります

メガ・エッグ でんき割プラスはネット代が月550円引き。月400kWh以下なら乗り換えないほうが安い

メガ・エッグ でんき割プラスはネット代が月550円下がります

メガ・エッグには「でんき割プラス」という割引があります。

メガ・エッグの光回線と中国電力の電気をセットで使うと、インターネットの基本料金が月550円(税込)割り引かれるしくみです。

メガ・エッグ でんき割プラスの条件
割引額インターネットの基本料金から月550円(税込)
対象のネットメガ・エッグ 光10ギガ
メガ・エッグ 光ベーシック
メガ・エッグ 光ダブリュー
対象の電気中国電力「ぐっとずっと。プラン」のいずれか
(スマートコース/シンプルコース/
ナイトホリデーコース/電化Styleコース/
おひさまシフトコース)
そのほかの条件ネットと電気の名義・利用場所が同じであること
一部適用されない集合住宅の物件があります
申し込みメガ・エッグの契約時、または
会員サイトのマイページから
※2026年8月時点/出典:メガ・エッグ でんき割プラス

月550円は、1年で6,600円です。

電気を他社に乗り換えると、この割引はなくなります。

電気代が年4,000円下がっても、ネット代が年6,600円上がれば、家計としては損になります。

従量電灯Aのままでは割引されません

従量電灯Aを契約している家庭は、メガ・エッグを使っていても月550円の割引を受けられません。

でんき割プラスの条件は「中国電力の電気を使っていること」ではなく、「ぐっとずっと。プラン」に入っていることです。

公式サイトにも「『ぐっとずっと。プラン』以外でご契約中のお客さまは、あらかじめ『ぐっとずっと。プラン』への変更が必要です」と書かれています。

従量電灯Aは古くからある規制料金で、ぐっとずっと。プランには入っていません

つまり、メガ・エッグを使っていて電気が従量電灯Aのままの家庭は、受け取れるはずの月550円を受け取っていないことになります。

中国電力の中でスマートコースに変えるだけで、電気代が月168円下がり、ネット代が月550円下がります。

合わせて月718円、1年で8,616円です。会社を変える手続きは一切いりません。

月400kWh以下なら、乗り換えないほうが安くなります

メガ・エッグを使っている家庭が電気を乗り換えた場合と、スマートコースに変えた場合を並べてみます。

月の使用量中国電力
スマートコース
+でんき割プラス
TERASELでんき
(割引なし)
どちらが得か
150kWh2,724円3,275円スマートコースが
月551円得
300kWh6,699円7,044円スマートコースが
月345円得
400kWh9,561円9,568円ほぼ互角
(月7円)
500kWh12,423円11,935円TERASELが
月488円得
※2026年9月分の単価で計算/すべて税込/電気代とネット代を合わせた金額で比べています/300kWhまではTERASEL中国A、350kWh以上は超TERASEL中国Aの金額です/メガ・エッグの割引はネット代から引かれるもので、電気代が下がるわけではありません

月400kWh以下の家庭では、電力会社を乗り換えるより、中国電力のスマートコースに変えるほうが家計は軽くなります

月500kWhを超える大家族なら、割引を捨てても超TERASEL中国Aのほうが下がります。

まずは自宅のネット回線がメガ・エッグかどうかを確かめてください。

メガ・エッグを使っている人は、電気を動かさずにスマートコースへ変えるだけで年8,616円の得になります。手続きは中国電力への申し込みと、メガ・エッグのマイページからの申し込みの2つだけです。

単価が安く見えるのに支払いが高くなる会社があります

中国電力エリアで電力会社を比べるとき、いちばん間違えやすいのが燃料費調整額です。

単価表だけを並べると、実際の請求書とまったく逆の順番になることがあります。

燃料費調整のしくみ

電気は、石炭や液化天然ガスを燃やして作られています。

燃料の値段は毎月変わるので、その分を電気代に足したり引いたりするしくみが燃料費調整です。電気代がどう決まるのかを一から知りたい人は電気代のしくみを解説した記事もあわせて読んでみてください。

ポイントは、あらかじめ決めた「基準の値段」と比べて足し引きするという点です。

燃料費調整のしくみ

いまの燃料の値段から、あらかじめ決めた基準の値段を引いた差が、電気代に足されたり引かれたりします。

中国電力
基準 80,300円/kl → いまの燃料 40,400円/kl
基準より安い → 1kWhあたり 12.93円 を引く

基準が低い新電力の例(グリーンオクトパス)
基準 26,000円/kl → いまの燃料 51,400円/kl
基準より高い → 1kWhあたり 6.22円 を足す

同じ月でも、基準の置き方と燃料の数え方が会社ごとに違うため
1kWhあたり19.15円の差が生まれます

※2026年9月分/出典:中国電力「燃料費等調整制度」オクトパスエナジー 約款一覧

中国電力の基準は1klあたり80,300円。いまの燃料はその半分です

中国電力の基準燃料価格は1klあたり80,300円です。

2023年6月の値上げのときに置かれた基準で、当時の燃料価格の高さを反映しています。

ところが2026年9月分の平均燃料価格は40,400円で、基準のちょうど半分ほどです。

その差が毎月大きなマイナスとなって返ってきます。

月300kWhなら、燃料費調整額だけで3,879円が引かれる計算です。

単価表の合計は11,296円ですが、実際の請求はそこから3,879円を引いた約7,417円になります。

単価だけを見て「中国電力は高い」と判断すると、ここで大きく読み違えます。

実例:単価は安いのに月2,537円高くなる会社

わかりやすい例がシン・エナジーです。

単価だけを並べると、中国電力よりずっと安く見えます。

月300kWhの場合中国電力
従量電灯A
シン・エナジー
きほんプラン
単価の合計11,296円7,293円
(安く見える)
調整額-3,879円
(燃料費調整)
+2,661円
(電源調達調整費)
実際の支払い7,417円9,954円
(月2,537円高い)
※2026年9月分/すべて税込/再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません/出典:シン・エナジー 料金プラン

シン・エナジーは燃料費調整のかわりに電源調達調整費というしくみを使っています。

燃料の値段ではなく、日本卸電力取引所の取引価格に連動する形です。

2026年9月分の中国エリアは1kWhあたりプラス8.87円で、中国電力のマイナス12.93円と21.80円もの差がついています。

7月分はプラス2.62円、8月分はプラス3.21円だったので、月によって幅はあります。

それでも中国電力側のマイナスが大きいため、どの月で計算しても中国電力のほうが安いという結果は変わりません

比べるときは、単価表ではなく調整額まで足した金額で見てください。

この記事の順位は、すべて調整額まで入れた金額で付けています。

使用量別・広島であなたに合うのはどれ

広島では、月にどれだけ電気を使うかで答えが変わります。

検針票に書かれている使用量(kWh)を見てから、当てはまるところを読んでください。

広島の使用量別おすすめ。月300kWhはTERASEL中国Aで年4,476円、月500kWhは超TERASEL中国Aで年14,472円安い

月250kWh以下(一人暮らし・二人暮らし)

使用量が少ない家庭では、最低料金の安さがそのまま効きます

月150kWhの場合月額従量電灯Aとの年間差
広島ガス エコプランM3,238円-2,448円
TERASEL中国A3,275円-2,004円
中国電力 スマートコース3,274円-2,016円
中国電力 従量電灯A3,442円
シンプルオクトパス3,636円+2,328円
(高くなります)
※2026年9月分/すべて税込

月150kWhでは、広島ガスのエコプランMがいちばん安くなります

最低料金が622.91円と、比べたどの会社よりも低いためです。

ただし広島ガスのガス契約がない人は申し込めないので、その場合はTERASELでんきが選択肢になります。

注意したいのは、基本料金0円をうたうプランです。

シンプルオクトパスは基本料金がないかわりに単価が一律28.74円なので、使用量が少ない家庭では逆に高くなります。

ガスを使っているなら広島ガスで年2,448円、使っていないならTERASELでんきで年2,004円下がります。どちらも解約金はかかりません。

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月300〜400kWh(三人・四人家族)

もっとも家庭の数が多い使い方です。

月300kWhの
年間差
月400kWhの
年間差
TERASELでんき-4,476円-8,532円
シンプルオクトパス-1,740円-6,996円
広島ガス エコプランM-2,304円-2,208円
中国電力 スマートコース-2,016円-2,016円
※2026年9月分/すべて税込/中国電力 従量電灯Aとの差/月300kWhはTERASEL中国A、月400kWhは超TERASEL中国Aで計算

この使用量ではTERASELでんきが頭ひとつ抜けます

月350kWh未満はTERASEL中国A、月350kWh以上は超TERASEL中国Aを選んでください。

広島ガスのガスを使っていて手続きを増やしたくない人は、エコプランMでも年2,208〜2,304円下がります。

ただしエコプランMは月400kWhまでが対象で、それを超えるとエコプランLへの切り替えが必要です。

四人家族で月400kWh使う家なら、超TERASEL中国Aに変えるだけで年8,532円下がります。1か月ぶんの電気代がまるまる浮く計算です。

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月400kWh超(大家族・オール電化)

電気をたくさん使う家では、300kWhを超えた部分の単価がすべてを決めます。

月500kWhの場合月額従量電灯Aとの年間差
超TERASEL中国A11,935円-14,472円
シンプルオクトパス12,120円-12,252円
広島ガス エコプランL12,620円-6,252円
中国電力 スマートコース12,973円-2,016円
中国電力 従量電灯A13,141円
※2026年9月分/すべて税込/広島ガス エコプランMは月400kWh以下が対象のため、月500kWhはエコプランLで計算

中国電力は300kWhを超えると1kWhあたり41.55円になります。

超TERASEL中国Aは同じ部分が36.60円、シンプルオクトパスは全体が一律28.74円です。

使えば使うほど差が開くため、この層がいちばん大きく下げられます。

オール電化で夜間にお湯を沸かしている家庭は、中国電力の「電化Styleコース」のようなオール電化向けのプランのほうが有利な場合があります。

検針票で夜間の使用量が多いかどうかを確かめてから決めてください。

月500kWh使う家なら、超TERASEL中国Aで年14,472円下がります。この記事のなかでいちばん大きい下げ幅です。

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広島ガスのガスを使っている人

広島ガスの都市ガス、または指定8社のプロパンガスを使っているなら、エコプランM/Lが申し込めます。

月400kWh以下ならエコプランM、月400kWhを超えるならエコプランLです。

金額の下げ幅は年2,200〜2,400円と大きくはありませんが、請求と問い合わせ先が1つにまとまります。

ガスを使っていない人でも、同じ広島ガスのこのまち電気なら申し込めます。

月150kWhの一人暮らしにかぎっては、広島ガスのエコプランMが広島でいちばん安くなります(年2,448円)。

メガ・エッグ光を使っている人

メガ・エッグの光回線を使っている家庭は、でんき割プラスの分まで含めて考えてください。

月400kWh以下なら、乗り換えずに中国電力のスマートコースへ変えるほうが家計は軽くなります。

電気代が月168円下がり、ネット代が月550円下がるためです。

月500kWhを超える家なら、割引を捨てても超TERASEL中国Aのほうが下がります。

会社を変えずに年8,616円下がるので、メガ・エッグを使っている人はここから始めるのがいちばん確実です

広島ガスの電気の申し込み方法

広島ガスの電気(エコプラン)は、電話かインターネットから申し込めます。

いま契約している電力会社への解約の連絡は必要ありません。

申し込みに必要なもの

手元に次の2つを用意してください

  • いま契約している電力会社の「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」、または契約情報が書かれた書面
  • 広島ガスの「ガスご使用量のお知らせ(検針票)」

検針票には、申し込みに必要な「お客さま番号(契約番号)」と「供給地点特定番号」が書かれています。手元にない場合は、電力会社の会員ページでも確認できます。

申し込みから切り替わるまでの流れ

手順やること
1検針票を2枚(電気とガス)用意する
2広島ガスの公式サイトか電話で申し込む
3いまの電力会社への解約連絡は不要
(広島ガスが代わりに手続きします)
4手続きが終わったあとの最初の検針日から切り替わる
5切り替わる日が決まったら郵送で通知が届く
※2026年8月時点/出典:広島ガスの電気 よくあるご質問

切り替えに工事は必要なく、費用もかかりません。

ただし、いまの電気メーターがスマートメーターでない場合は、中国電力ネットワークが交換作業を行います。

この交換も無料で、立ち会いが不要なことがほとんどです。

契約期間の制限はなく、解約金も違約金も一切かかりません。合わなければいつでも戻せるので、気軽に試せます。

広島ガスの電気と広島の電力会社選びでよくある質問

広島ガスの電気と、広島での電力会社選びについて多い質問をまとめました。

気になるものから読めるように、質問の一覧を先に置いています。

広島ガスの電気は誰でも申し込めますか

エコプランM/Lは、広島ガスの都市ガスか指定8社のプロパンガスを使っている人だけが申し込めます。

ガスを使っていない人は申し込めません。

ただし同じ広島ガスの「このまち電気」ならガス契約がなくても申し込めます

公式のよくあるご質問にも「ガス契約の有無に関わらず、このまち電気はお申し込みいただけます」と書かれています。

広島でいちばん電気が安い電力会社はどこですか

月の使用量によって変わります。

月150kWhの一人暮らしなら広島ガスのエコプランM、月200〜300kWhならTERASEL中国A、月350kWh以上なら超TERASEL中国Aがいちばん安くなります。

広島ガスのガス契約がない一人暮らしの人は、TERASEL中国Aが選択肢になります。

くわしくは使用量別の章で表にまとめています。

新電力に変えると停電しやすくなりませんか

変わりません。

電気を家まで届ける送電線と電柱は、どの会社と契約していても中国電力ネットワークが管理しています。

契約先が変わるのは電気を「売る」会社だけで、電気そのものは同じ設備を通って届きます。

台風や地震で停電したときの復旧作業も、これまでと同じ中国電力ネットワークが行います。

切り替えに工事や費用はかかりますか

原則として工事は必要なく、費用もかかりません。

広島ガスも、このまち電気も、公式のよくあるご質問で同じように案内しています。

ただし、いまの電気メーターがスマートメーターでない場合は交換作業が入ります。

交換は中国電力ネットワークが行い、費用はかかりません。

賃貸マンションでも電力会社を変えられますか

自分の名義で電気を契約していれば、賃貸でも変えられます。

大家さんや管理会社の許可も必要ありません。

ただし建物全体で電気をまとめて買っている「一括受電」のマンションでは、入居者が個別に会社を選べません

検針票が電力会社ではなく管理組合や管理会社から届いている場合は、一括受電の可能性が高いので確認してください。

中国電力に戻すことはできますか

戻せます。

中国電力の家庭向けプランに申し込み直せば、そのまま契約できます。

広島ガスの電気もこのまち電気も解約金は0円なので、合わなければ戻すという選び方もできます。

ただし、従量電灯Aは規制料金なので、いったん抜けたあとに戻せるかどうかは申し込む前に中国電力へ確認してください。

LiProを「優先するニュース提供元」に登録できます

Google検索には、よく読むサイトを「優先するニュース提供元」として登録しておく機能があります。登録すると、AIモードとAIによる概要でそのサイトの記事がハイライト表示され、トップニュースにも表示されやすくなります。

電気や光回線の料金をこれからも比べたい方は、LiProを登録しておくと便利です。設定方法はGoogle検索のヘルプページで確認できます。

まとめ

広島ガスの電気が本当に安いのかを、中国電力と1円単位で比べ直しました。

広島ガスの電気のまとめ。従量電灯Aより年2,200〜2,400円安いが、スマートコースとは年288円しか変わらない

結論は次のとおりです。

  • 広島ガスのエコプランMは、中国電力の従量電灯Aより年2,200〜2,400円安い
  • ただし中国電力のスマートコースと比べると年288円しか変わらない
  • 広島でいちばん下がるのはTERASELでんき(月300kWhで年4,476円、月500kWhで年14,472円)
  • 月150kWhの一人暮らしにかぎっては広島ガスがいちばん安い(年2,448円)
  • ガス契約がない人でも、広島ガスの「このまち電気」なら申し込める
  • メガ・エッグを使っている人は、月400kWh以下なら乗り換えないほうが安い

中国電力エリアでは、燃料費調整額が1kWhあたり12.93円のマイナスという大きな金額になっています。

そのため単価が安く見える会社が、実際の請求では高くなることがあります

シン・エナジーは月300kWhで中国電力より2,537円高くなる計算でした。

比べるときは単価表ではなく、調整額まで足した金額で見てください。

そして広島には、乗り換えないほうがよい人もいます。

メガ・エッグの光回線を使っている家庭は、電気を乗り換えるとネット代が月550円上がります

月400kWh以下なら、中国電力のスマートコースへ変えるだけで年8,616円下がります。

まずは検針票を手元に出して、月の使用量(kWh)を確かめるところから始めてください。

数字が分かったら、広島でいちばん下げ幅が大きいTERASELでんきから見てみてください。月300kWhの家なら年4,476円、月500kWhの家なら年14,472円下がります。

\豊富なプランで自分に合ったものが見つかる/

広島ガスのガスを使っている人は、請求をまとめられる広島ガスの電気も選択肢になります。

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この記事を書いた人

暮らしに役立つメディアを79サイト以上運営。通信ジャンルでは、実際に様々な回線への乗り換えや端末購入を行い、ユーザーへの独自アンケート調査と合わせて、どこよりもリアルで専門的な比較情報をお届けします。

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