「2年後に返す前提の契約はしたくない」「買ったiPhoneは手元に残したい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、返却なしで安く買う道は2つです。
回線契約をせず本体だけ買うか、乗り換え(MNP)の端末割引だけを使うかのどちらかです。
「返却なし」を条件に決めている方に向けた記事です。返却したほうが安いですよ、というお話はしません。
この記事では、本体だけ買える購入先の比較から、2年返却しない場合の支払額まで、2026年8月時点の各社の条件をもとに整理します。
返却プログラムを使わない場合でも、乗り換えの端末割引は使えます。ここを知らずに損している方が多い部分です。
\ 返却なしでも使える割引を確認する /
この記事でわかること
【結論】返却なしでiPhoneを安く買う2つのルート
返却なしでiPhoneを手に入れる方法は、大きく2つに分かれます。
どちらを選ぶかで、安くなる金額も手続きも変わります。
| ルート | 向いている人 | 目安 |
|---|---|---|
| ① 本体だけ買う | 回線はそのまま使いたい/SIMフリーがいい | 定価〜中古で大幅減 |
| ② 乗り換え割引だけ使う | 回線も見直したい/新品を安くしたい | 最大44,000円引き |
※2026年8月時点。割引額は機種・契約方法によって異なります。


機種がiPhone 17に決まっている方は、iPhone17を安く買うにはどこがいい?でキャリア別の価格を比較しています。この記事は機種を問わない買い方の話です。
回線契約なしで「本体だけ」買う
Apple Storeや家電量販店、中古ショップで本体だけを購入する方法です。
回線契約をしないため、返却プログラムの対象にそもそもなりません。
返却義務が発生しないので、「返却なし」を確実にしたい方には最もわかりやすい選択肢です。
乗り換え割引だけを使う
キャリアで購入する場合でも、返却プログラムを使わずに乗り換えの端末割引だけを受けることができます。
割引は乗り換え(MNP)時にもっとも大きくなり、上限は44,000円です。
「割引を受けるには返却プログラムに入らないといけない」と思われがちですが、そうではありません。割引と返却プログラムは別の制度です。
では、どのキャリアで買うのがお得なのでしょうか。
すぐに価格を比べたい方はこちら
2年返却しないとどうなる?返却あり・なしの差額を比較
ここがこの記事の中心です。
「実質◯円」という表示の正体と、返却しない場合にいくら払うことになるのかを整理します。
返却プログラムの仕組み
キャリアの返却プログラムは、端末代金の一部を「残価」として最後に据え置く仕組みです。
所定の時期に端末を返却すると、その残価の支払いが不要になります。
| 会社 | プログラム名(返却の時期) | 別途かかる費用 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 買い替え超トクプログラム (25ヶ月目以降) | 3,300円 |
| au | スマホトクするプログラム+ (13〜25ヶ月目) | 最大22,000円 |
| ソフトバンク | 新トクするサポート+ (25ヶ月目以降) | 最大22,000円 |
| ドコモ | いつでもカエドキプログラム+ (23ヶ月目) | 22,000円 |
※2026年8月時点・税込(auの特典利用料は不課税)。ドコモの利用料はドコモで買い替える場合は免除されます。
※ソフトバンクの特典利用料は機種によって異なります。iPhone 16シリーズでは最大22,000円、iPhone 16eは0円でした(2026年8月時点)。
※楽天モバイルの48回払いは楽天カードでの支払いが条件です。
返却プログラムは「借りて返す」に近い仕組みです。手元に残す前提なら、この仕組みを使わない選択になります。
2年返却しない場合いくら払う?
返却プログラムに申し込んだあと返却しなかった場合、据え置かれていた残価をそのまま支払うことになります。
つまり、割引後の端末価格を最後まで払い切る形です。
たとえばドコモでiPhone 17(256GB)を乗り換えで購入した場合、次のようになります。
| 状況 | 支払額 |
|---|---|
| 本体価格 | 178,552円 |
| 乗り換え割引(5G WELCOME割)適用後 | 134,552円 |
| 23ヶ月目に返却した場合の負担額 | 22,033円 |
※2026年8月時点・税込。返却時には別途プログラム利用料22,000円がかかります(ドコモで買い替える場合は免除)。
返却しない場合は、割引後の134,552円を支払うことになります。
返却した場合との差はおよそ112,500円です。


この差額をどう見るかが判断の分かれ目です。2年後に手元に残る端末の価値と比べてみてください。
返却しない場合に押さえておきたい点
- 残価の支払いが残るため、月々の支払いは返却する場合より長く続きます
- 端末は自分のものになるので、売却・下取り・家族への譲渡が自由にできます
- 返却時の査定(画面割れ・水濡れなど)を気にする必要がなくなります
返却したときに追加費用が出るケースについても聞いています。



査定の基準は別の部署が管理しており、店頭では把握できません。小さな傷で22,000円が請求されることもあれば、不要になることもある、という程度です。
ドコモでいうと、スマートあんしん保証に加入していて、返却時に画面割れなどの破損がある場合は2,200円で済みます。未加入の場合は22,000円が請求されます。紛失・盗難・水没・動かない状態などの場合は全額請求されます。
【比較表】返却あり・なしの差額
iPhone 17(256GB)を乗り換えで購入した場合、返却するかどうかで支払額はこれだけ変わります。
※iPhone 17(256GB)・税込・2026年8月時点。ドコモは乗り換え割引を適用した後の価格、楽天モバイルは本体価格です。
※「返却ありの負担額」は所定の時期に端末を返却した場合の金額で、別途プログラム利用料がかかる場合があります。楽天モバイルの実質24円はポイント還元を含みます。
返却するかどうかで、11万円以上の差が出ます。
この差額は「2年後に端末を手放すかどうか」の対価だと考えると判断しやすくなります。
auとソフトバンクを表に載せていない理由
この2社は乗り換え割引を適用したあとの価格を公式サイトに掲載していません(2026年8月時点)。
本体価格から割引額を引いた数字を当サイトで作ることはできますが、実際の支払額は支払回数や契約方法で変わるため、確かめられない金額は載せていません。
本体価格はau 168,300円、ソフトバンク 159,840円です(256GB・税込・2026年8月時点)。割引後の金額は申し込み画面でご確認ください。
機種別の詳しい比較は、iPhone17を安く買うにはどこがいい?で解説しています。
割引の上限が44,000円である理由
各社の乗り換え割引を見ると、どこも「最大44,000円」で揃っています。
これは電気通信事業法の規則で、端末割引の上限が定められているためです。
割引の上限(2023年12月27日施行)
- 原則として税抜4万円(税込44,000円)が上限
- 端末価格が4万円〜8万円の場合は、端末価格の50%まで
- 端末価格が4万円以下の場合は、税抜2万円まで
- 回線契約をしない単体購入(白ロム)も規制の対象
つまり、どのキャリアで買っても割引額の上限は同じです。差がつくのは本体価格と、割引以外の還元(ポイントなど)の部分になります。
この上限が店頭でどう運用されているかを、販売員の方にうかがいました。



改正電気通信事業法で決められている、端末単体で21,999円まで値引きできる部分を使って提供されています。
それ以上の額になると、値引き額が44,000円を超えるまでは本体代金の50%割引が利益提供額の上限になります。この部分については、キャリア本部または家電量販店本部からの指示で値引き幅が変わる、という程度しか分かりません。


現役販売員 Y.Tさん
家電量販店の携帯コーナーで販売を担当
(2023年9月〜現在)
ソフトバンク・ワイモバイルの担当から始まり、光回線を経て、2024年5月からはドコモを担当。
新規契約・機種変更・乗り換え(MNP)の受付と料金相談にあたっています。
スマホの乗り換えや端末購入について、家電量販店の携帯コーナーで実際に販売を担当しているスタッフに取材しました。
店頭で寄せられる相談や、Webとの違いなど、販売現場ならではの視点を紹介しています。


回線契約なしで「本体だけ」買う方法
回線はそのままで端末だけ買い替えたい場合、購入先は主に3つです。
いずれも回線契約を伴わないため、返却プログラムの対象になりません。
| 購入先 | 特徴 | 価格の傾向 |
|---|---|---|
| Apple Store | SIMフリー・分割金利0% | 定価 |
| 家電量販店 | ポイント還元がある | 定価+還元 |
| 中古・未使用品 | 型落ちが大幅に安い | 定価より大きく下がる |


Apple Store|SIMフリーで確実
Apple Storeで購入したiPhoneはSIMフリーのため、回線を自由に選べます。
ドコモの回線で使う予定の方は、アップルストアで買ったiPhoneをドコモで使う手続きで手続きの流れを確認できます。
2026年8月時点の価格は次のとおりです。
| モデル | 最小容量の価格(税込) |
|---|---|
| iPhone 17e | 107,800円〜 |
| iPhone 17 | 142,800円(256GB) |
| iPhone Air | 177,800円〜 |
| iPhone 17 Pro | 194,800円(256GB) |
| iPhone 17 Pro Max | 214,800円(256GB) |
※Apple公式サイトの掲載価格(2026年8月時点・税込)です。
Appleは2026年7月18日に日本での価格を改定しています。以前の価格を掲載している情報もあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。
Apple Storeで買った端末を大手キャリアの回線で使う場合、手続きが必要になることがあります。
手順はアップルストアで買ったiPhoneをauで使う手続き、ソフトバンクで使う手続きでそれぞれ解説しています。
どの機種を選ぶか決めかねている方は、iPhoneおすすめ9選もあわせてご覧ください。
メリット
- SIMフリーなので回線を選べます
- 分割払いの金利がかかりません
- 下取りサービス「Apple Trade In」を利用できます
注意点
- キャリアの乗り換え割引は使えないため、定価での購入になります
- 下取り額は端末の状態・モデル・購入した国や地域で変わり、一律の金額は公開されていません
家電量販店|ヤマダ電機・ビックカメラ・ケーズデンキの違い
家電量販店でもiPhoneを本体だけ購入できます。
ただし店舗によって力を入れている部分が違うため、目的に合わせて選ぶのが現実的です。
| 店舗の傾向 | 特徴 |
|---|---|
| ポイント還元中心 | 購入額に応じたポイントが付き、他の買い物に使える |
| 回線セット割中心 | キャリア回線とのセット契約で端末価格が下がる |
「一括0円」「一括1円」の表示を見かけた場合、多くは回線契約とセットの条件が付いています。本体だけの購入で同じ条件になるとは限りません。
家電量販店で確認したいこと
- その価格が回線契約とセットの条件かどうか
- 対象が新規契約・乗り換え・機種変更のどれか
- ポイント還元の場合、還元率と付与のタイミング
- 在庫があるかどうか(人気モデルは入荷待ちのことがあります)
店舗ごとの価格や還元率は、時期・在庫・地域によって変わります。
来店前に各店舗の公式サイトやチラシで、その時点の条件を確認することをおすすめします。
在庫の状況が気になる場合は、iPhone 17の在庫・入荷状況まとめもあわせてご覧ください。
中古・未使用品|返却なしで最も安くなりやすい
型落ちモデルを中古・未使用品で買う方法は、返却なしの中でもっとも価格を下げやすい選択肢です。


IIJmioの取り扱い例は次のとおりです。
| 端末(状態) | 通常価格 | 乗り換え価格 |
|---|---|---|
| iPhone 16e(128GB・美品) | 89,800円 | 82,800円 |
| iPhone 15(128GB・良品) | 76,980円 | 69,800円 |
| iPhone 14(128GB・良品) | 64,980円 | 39,800円 |
※2026年8月時点・税込。乗り換え価格は他社からの乗り換え(MNP)が条件です。
※iPhone 14の乗り換え価格は2026年11月4日までの期間限定です(在庫状況により変動します)。
iPhone 14なら乗り換えで4万円を切ります。
iPhone 14の買い方はiPhone14を安く買う方法で、キャリア・中古・SIMフリーを比較しています。
中古といっても「未使用品」「美品」「良品」で状態が分かれています。価格差の理由はここにあります。
注意点
- バッテリーの劣化状況は個体によって異なります
- メーカー保証が残っていない場合があります
- 在庫が流動的で、希望の色・容量が選べないことがあります
中古の選び方はiPhoneの中古はどこで買うべき?で詳しく解説しています。
本体だけ購入のデメリット
本体だけ購入する方法にも、押さえておきたい弱点があります。
デメリット
- キャリアの乗り換え割引(最大44,000円)が使えません
- 初期費用が高くなりやすく、一括で支払う場合は負担が大きくなります
- 動作確認や初期設定を自分で行う必要があります
- 故障時の窓口がキャリアではなくメーカー・購入店になります
「安くしたい」が最優先なら、乗り換え割引を使えるルートのほうが下がる場合があります。回線を変えられるかどうかで選んでください。
買ったあとはどうする?SIM・初期設定の流れ
本体だけ購入した場合、手続きは自分で行います。
流れは難しくありません。
- 今使っているスマホのデータをバックアップする
- 新しいiPhoneに今のSIMカードを差し替える(eSIMの場合は再発行手続きをする)
- 電源を入れて画面の案内どおりに初期設定を進める
- バックアップからデータを復元する
データ移行の詳しい手順はiPhoneの機種変更でやることまとめで解説しています。
eSIMを使っている方は、差し替えではなく再発行の手続きになります。
手順はeSIM切り替えの手順にキャリア別でまとめてあります。
確認しておきたいこと
- 今の回線がその機種に対応しているか(各社の動作確認済み端末一覧で確認できます)
- iPhone 17シリーズなど、eSIMのみ対応の機種でないか
- SIMロックがかかっていない端末か(中古で購入する場合)
本体だけ購入する場合、回線は自分で選べます。
端末代を抑えたぶん、月額料金も見直すと負担がさらに下がります。
回線選びは携帯料金が安いのはどこ?16社比較、初期費用を抑えたい方は事務手数料無料の格安SIMまとめをご覧ください。
乗り換え割引だけを使って返却なしで買う|キャリア別
キャリアで購入する場合も、返却プログラムに申し込まなければ返却義務は発生しません。
乗り換え(MNP)の端末割引だけを使う買い方です。
まず4社の本体価格と割引額を見比べてみましょう。


本体価格そのものに3万円以上の差があります。
割引額が大きいキャリアが必ず安くなるとは限らないため、本体価格と割引額の両方を見て判断してください。
ポイント還元は支払額そのものを下げるものではありません。値引き(円)とポイント(pt)は分けて考えると失敗しにくくなります。
楽天モバイル
楽天モバイルは本体価格が比較的抑えられている1社です。
iPhone 17(256GB)の本体価格は146,800円〜で、当サイトが比較した4キャリアのなかでは低い水準でした(2026年8月時点)。
さらに他社からの乗り換えでは、公式サイトで「最大36,000円相当おトク」と案内されています(2026年8月時点)。
これは複数のキャンペーンを併用した場合の合計額です。
| 機種 | 本体価格(税込) | 在庫 |
|---|---|---|
| iPhone 17e(256GB) | 109,200円 | 販売中 |
| iPhone 17(256GB) | 146,800円 | 販売中 |
| iPhone 17 Pro(256GB) | 207,900円 | 販売中 |
| iPhone 16(128GB) | 141,700円 | 在庫は限定的 |
※2026年8月時点・一括払いの本体価格です。在庫はカラー・容量により異なります。
注意点
- ポイント還元は一部エントリーが必要なものがあります
- 楽天回線のエリアは都市部が中心で、地域によってはパートナー回線(au回線)での接続になります
\ 返却なしで買える価格を見てみる /
au
auは乗り換え時の割引額が大きい1社です。
au Online Shop お得割で、対象機種の機種代金から最大44,000円が割引されます(2026年8月時点)。
手持ちの端末がある場合は、au下取りプログラム(最大113,300円・2026年8月時点)との併用も検討できます。
| 機種 | 本体価格(税込) | 在庫 |
|---|---|---|
| iPhone 17e(256GB) | 127,900円 | 販売中 |
| iPhone 17(256GB) | 168,300円 | 販売中 |
| iPhone 17 Pro(256GB) | 232,800円 | 販売中 |
| iPhone 16(128GB) | 146,000円 | 販売終了・在庫なし |
※2026年8月時点・割引前の本体価格です。iPhone 16シリーズは全色・全容量が販売終了または在庫なしでした。
注意点
- 割引額は機種や契約方法によって異なります
- 下取り額は機種と端末の状態で大きく変わります
\ お得割の対象機種をチェック /
ドコモ・ahamo
ドコモは5G WELCOME割による割引が最大44,000円です(2026年8月時点)。
返却プログラムを使わない場合、乗り換え後の価格をそのまま支払う形になります。
| 機種 | 本体価格(税込) | 在庫 |
|---|---|---|
| iPhone 17e(256GB) | 139,810円 | 販売中 |
| iPhone 17(256GB) | 178,552円 | 販売中 |
| iPhone 17 Pro(256GB) | 230,340円 | 販売中 |
| iPhone 16(128GB) | 156,266円 | 128GBのみ販売中 |
※2026年8月時点・割引前の本体価格です。iPhone 17(256GB)は乗り換え割引の適用後が134,552円と公式に記載があります。
注意点
- 割引額は手続きの種類(乗り換え・新規・機種変更)で変わります
- 機種変更の場合は割引額が小さくなる傾向があります
\ 5G WELCOME割の条件を見る /
ahamoでも同じ端末を同じ価格で購入できます。
月額料金を抑えたい方は、ahamo側で申し込む選択肢もあります(のりかえ割の割引額はドコモと同じ44,000円です)。
\ ahamoの端末価格を確認する /
ソフトバンク
ソフトバンクは乗り換え時のオンラインショップ割が、新品のiPhone 17シリーズの場合5,040円です(2026年8月時点・公式サイトで確認)。
他社の割引額と比べると小さい点に注意が必要です。
一方、18歳以下が対象のU18オンラインショップ割では、iPhone 17(256GB)を48回払いで購入する場合に32,976円が割引されます。
| 機種 | 本体価格(税込) | 在庫 |
|---|---|---|
| iPhone 17e(256GB) | 124,560円 | 販売中 |
| iPhone 17(256GB) | 159,840円 | 販売中 |
| iPhone 17 Pro(256GB) | 219,600円 | 販売中 |
| iPhone 16シリーズ | ― | 全機種・全容量が在庫なし |
※2026年8月時点・割引前の本体価格です。iPhone 16シリーズは64件すべてが在庫なしのため、価格を掲載していません。
注意点
- U18割は新規契約が対象で、乗り換え(番号移行を含む)は対象外です
- 割引額は機種・支払回数・端末の状態(新品か整備済み品か)で異なります
\ 自分の条件で割引額を確認する /
「一括0円・一括1円」は返却なしで買える?
「一括0円」「一括1円」という表示を見かけて、返却なしで買えるのか気になった方も多いはずです。
ここを正しく理解しておくと、店頭で迷わずに済みます。
一括1円と実質1円の違い
名前は似ていますが、意味はまったく違います。
| 表示 | 支払い方 | 返却 |
|---|---|---|
| 一括1円 | 1円を支払って購入 | 不要 |
| 実質1円 | 分割で支払い、所定の時期に返却 | 必要 |
「実質」と付いていたら返却が前提だと考えてください。ここを取り違えると、2年後に返す必要が出てきます。
返却なしを希望する場合、選ぶべきなのは「一括」と書かれているほうです。
今も一括0円・1円はあるのか
かつてに比べると、一括0円・1円で購入できる機会は大きく減っています。
理由は割引の上限規制です。
2023年12月27日の制度改正で、回線契約をしない単体購入(白ロム)も割引規制の対象になりました。
それ以前は、回線契約とセットの場合だけが規制対象で、単体購入は規制の外にありました。
現在の状況
- 端末価格が4万円以下の場合、割引の上限は税抜2万円です
- そのため、もともと安いエントリーモデルや型落ち機種では今も1円に近い価格が出ることがあります
- 一方、最新のiPhoneは価格が高いため、一括1円になることはほぼありません
「iPhoneの一括1円」を探している場合、対象になりやすいのは型落ちモデルです。最新モデルで探すと見つからない可能性が高くなります。
どの機種が対象になっているかは、1円スマホはどこで買える?で詳しく解説しています。
型落ち・廉価モデルなら返却なしでも安い
返却なしで負担を抑えたい場合、機種を1つ下げるのが確実な方法です。


iPhone 16e・17e
廉価モデルは、返却なしでも10万円前後で購入できる価格帯です。


| 購入先 | iPhone 16eの価格(税込) |
|---|---|
| 楽天モバイル | 104,800円〜 |
| ワイモバイル | 現金一括 102,528円 |
| IIJmio(中古・美品) | 89,800円 |
※2026年8月時点・税込。IIJmioは128GB・美品の価格で、乗り換えなら82,800円です。中古端末は在庫と価格が入れ替わりやすいため、申し込み前に各社の公式サイトでご確認ください。
性能を求めすぎないなら、廉価モデルは返却なしと相性がよい選択肢です。
\ iPhone 16eの在庫を確認する /
ワイモバイルは現金一括での購入に対応しており、分割の手続きが不要です。
\ 一括払いの価格をチェック /
IIJmioは中古・未使用品の取り扱いがあり、返却なしでもっとも価格を下げやすい選択肢です。
在庫は入れ替わりが早いため、気になる機種があれば早めに確認しておくと安心です。
\ 中古・未使用品の在庫を見る /
詳しくはiPhone 16eを安く買う方法をご覧ください。
通常モデルとの差が気になる方は、iPhone16とiPhone16eの違いで実機の比較を確認できます。
iPhone 16・15
発売から時間が経ったモデルは、中古・未使用品での値下がりが進んでいます。


| 端末(状態) | 通常価格 | 乗り換え価格 |
|---|---|---|
| iPhone 15(128GB・良品) | 76,980円 | 69,800円 |
| iPhone 15(256GB・良品) | 84,980円 | 69,800円 |
| iPhone 16(128GB・良品) | 109,800円 | 99,800円 |
※IIJmioの中古端末・税込。2026年8月12日時点で在庫があったものです。乗り換え価格は他社からのMNPが条件です。
※iPhone 15の256GBを69,800円で購入できるのは2026年11月4日までの期間限定価格です。
注目したいのはiPhone 15の256GBです。
乗り換え価格が128GBと同じ69,800円のため、容量が2倍でも支払額は変わりません。
型落ちモデルは在庫の入れ替わりが早く、状態(未使用品・美品・良品)によっても価格が変わります。気になる機種は早めにご確認ください。
\ 型落ちモデルの取扱状況を見る /
新品にこだわる場合は、iPhone 16を扱っている楽天モバイル・ドコモを確認してみてください。
\ 新品のiPhone 16の在庫を見る /
iPhone 16の詳しい比較はiPhone16を安く買うにはどこがお得?で比較しています。
iPhone 15の値下げ状況はiPhone15の値下げ情報にキャリア別でまとめてあります。
1世代前で十分かどうか迷う方は、iPhone 17とiPhone 16の違いで実機の比較をご覧ください。
返却なしで買うときの注意点
「実質◯円」の表示に注意
広告やチラシで見かける「実質◯円」は、返却を前提とした金額です。
本体価格そのものが安くなるわけではありません。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 本体価格 | 端末そのものの定価 |
| 割引後価格 | 乗り換え割引などを適用した後の支払額 |
| 実質負担額 | 返却プログラムを使い、所定の時期に返却した場合の負担額 |
割引が小さくなる契約方法
端末割引は乗り換え(MNP)でもっとも大きくなります。
新規契約や機種変更では割引額が小さくなるか、対象外になることがあります。
今の回線を変えたくない場合は、割引よりも本体価格の安さで購入先を選ぶほうが結果的に下がることがあります。
中古を選ぶときの確認点
確認しておきたいこと
- バッテリーの最大容量(80%を下回ると交換が必要になることがあります)
- ネットワーク利用制限の有無(前の所有者の支払い状況によって使えなくなる場合があります)
- 保証やアフターサービスの範囲
返却なしでiPhoneを買うことに関するよくある質問(FAQ)
Q. iPhoneを2年返却しない場合どうなりますか?
据え置かれていた残価をそのまま支払うことになります。
支払いを続ければ端末は自分のものになり、売却や譲渡も自由にできます。返却時の査定を気にする必要もなくなります。
Q. iPhoneの本体だけはどこで買うのが安いですか?
新品であればApple Storeが定価で購入でき、家電量販店ではポイント還元が受けられます。
価格を下げたい場合は、中古・未使用品を扱うIIJmioやmineoなどが選択肢になります(2026年8月時点)。
Q. iPhoneだけ買うなら、どこで買えばいいですか?
回線をそのまま使うのであれば、SIMフリーで購入できるApple Storeが分かりやすい選択肢です。
回線も見直してよい場合は、乗り換え割引が使えるキャリアのほうが安くなることがあります。
Q. 家電量販店とキャリアのオンラインショップはどちらが安いですか?
一概には言えません。家電量販店はポイント還元、オンラインショップは端末割引と、値引きの形が違うためです。
還元されたポイントを使う予定があるかどうかで判断してください。
Q. iPhone 17eを一番安く買う方法はどこですか?
機種ごとの比較はiPhone17を安く買うにはどこがいい?をご覧ください。
返却なしで比べたい場合は、本体価格と乗り換え割引の組み合わせで確認してください。
Q. iPhone 16はいつ値段が下がりますか?
新型が発売されたタイミングで、前モデルの価格や割引条件が見直されることがあります。
ただし、いつ・いくら変わるかは各社の判断によるため、確定した情報ではありません。
Q. 他社からの乗り換えで1円のiPhoneは返却なしですか?
「一括1円」であれば返却は不要です。
「実質1円」の場合は返却が前提のため、条件を必ず確認してください。
Q. 本体だけ購入したあと、SIMや初期設定はどうすればいいですか?
今使っているSIMカードを差し替えるか、eSIMの再発行手続きを行います。
その後は画面の案内に沿って初期設定を進め、バックアップからデータを復元します。
まとめ|返却なしでiPhoneを安く買う要点
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 2つのルート | 本体だけ買う/乗り換え割引だけ使う |
| 返却しない場合 | 据え置かれた残価を支払う。端末は自分のものになる |
| 割引の上限 | 税込44,000円(2023年12月の制度改正による) |
| 本体だけ買うなら | Apple Store/家電量販店/中古の3択 |
| 一括1円と実質1円 | 「実質」は返却が前提。返却なしなら「一括」を選ぶ |
※2026年8月時点の情報です。価格・キャンペーンは変更される場合があります。
迷ったときは「回線を変えられるかどうか」で判断すると整理しやすくなります。変えられるなら乗り換え割引、変えたくないなら本体だけ購入です。
\ 乗り換えで使える割引を確認する /
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